漫画:住吉文子
原作:大森蜜柑
キャラクター原案:れいた
感想・レビュー
あらすじ
公爵令嬢エレイン・ラナ・ノリスは、黒髪の 聖女サンドラを苛めたという無実の罪を着せられ、 地味な容姿だと衆人環視の中罵倒され、婚約破棄されてしまった。
さながら悪役令嬢に仕立てられたラナは、
しかし――実はラナは異世界からの転生者だった!
「これからは自由に生きるわ!」
前世のコスプレ趣味を活かし、「地味」
下町の宿屋の女将として第二の人生をスタートさせた!
この国では珍しい「オニギリ」は評判だし、 宿屋では新しく仲間もでき、出だしは上々♪
そんなある日、ラナを裏切った幼馴染の騎士が宿を訪れて――!?
婚約破棄、追放…でも大丈夫?!
ある日王太子であるフレドリックから、「聖女」だと預言を受けた平民の美しい黒髪の娘サンドラへのやってもいない罪を並びたてられ、「地味な容姿もうんざりしていた」と罵倒され婚約破棄されてしまった。
幼なじみの騎士にも暴力を振るわれ、さながら悪役令嬢のように断罪されてしまう。
痛む足をおさえて歩いていると、もう一人の王子ウィルフレッドが治癒魔法でラナの足を治してくれた。
家では祖父に罵倒され、屋敷を追い出されることになってしまった。もう終わり…じゃない?!
実はラナは異世界からの転生者だった!
前世はコスプレ大好きな女の子だったラナは、本来の自分でいられる場所をすでに作り上げていた。
公爵令嬢という身分を隠し、なんと宿屋の経営者をしていたのだ!
今までは夜だけ顔を出していたが、本格的に宿屋に移り住むことにした。
ラナの作る料理は大人気で、特にオニギリは食べると力が湧いてくると評判だった。
嫉妬の悪魔と女神
宿屋の従業員シンの弟タキは、幼い頃から原因不明の重い病に苦しんでいた。
日中も看病できるよう宿屋に連れて来られたタキは痩せ細り、子供のように小さかった。
ところが、ラナが作ったお粥を食べるとすごい勢いでタキが回復していき、数日で健康に、年相応の体つきに急成長していた。
シンはラナが魔法を使ったのかと疑うが、ラナは魔法は使えないという。
タキの話によると、幼い頃容姿にコンプレックスのある黒髪の少女から、可愛らしい顔立ちのタキは強く妬まれ、憎悪の感情を向けられた という。
嫉妬の悪魔とは…?サンドラは本当に聖女なのか…?ラナの不思議な力とは…?
謎が多くて読み出したら止まらない!
最初はほんわかした絵で癒されるな~と思っていたら、嫉妬の悪魔って?女神って?ラナの忘れてしまった記憶って?ていうかラナはいったい誰とくっつくの~?!?と、
不器用だけどまっすぐなシン君もいいし、小さな頃からラナを大切に守ってきたウィル殿下も報われてほしい…選べないっ😭笑
幼い頃から祖父に厳しくしつけられて、オシャレやお化粧も禁止されていたラナ・・それなのに婚約者である第二王子には「地味な顔にはうんざりだ」とか言われて・・可哀想すぎる!!😭
そんなラナが自分の居場所を作って、メイクとお料理で自信をつけていく様子は本当に勇気を貰えます😊
聖女サンドラは聖女どころかかなり恐ろしい人物だし・・本当に謎が多くて、これが全部繋がったらめちゃくちゃスッキリするんだろうな〜〜と思うともう読むのを止められなかった!笑
あなたもぜひ一緒にスッキリしましょう✨