漫画:橘皆無
原作:彩戸ゆめ
キャラクター原案:すがはら竜
感想・レビュー
あらすじ
侯爵令嬢のマリアベルは「真実の愛を見つけた」と王太子・ エドワードに婚約を破棄された上、 平民の新しい婚約者アネットの教育係を頼まれてしまう。
今まで完璧な王太子妃になるため厳しい教育に耐えてきたのにこの 仕打ち…依頼を断り傷心のまま隣国に赴いたマリアベルは、 そこで帝国皇太子レナートと運命の出会いを果たして?
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真実の愛
侯爵令嬢マリアベルは幼い頃から厳しい王太子妃教育に耐え、 完璧な淑女と言われていた。
ところが、 婚約者である王太子エドワードは「真実の愛を見つけた」 と婚約破棄を求めてきた。
自分の何がいけなかったのか…と思い悩むマリアベル
社交界でも噂され、自宅にこもって自分を責めていた。 そんな中お忍びでエドワードがマリアベルの元を訪ねてきた。
エドワードの真実の愛の相手は平民の娘アネットで、 なんとエドワードは「アネットはまだ王宮に馴染めていないので、 教育係になってほしい」と言う。
なんの悪意も無くただ無神経なエドワードに対して、 教育係は辞退したいとなんとか断るも、 王家から再度呼び出されてしまう。
平民の娘アネットを紹介され、挙句の果てにはエドワードに「自分の側近と結婚してほしい」と言われてしまう。
エドワードのため、王家のために厳しい教育に耐え、 完璧な淑女になったと言うのにこの仕打ち… マリアベルの心はもう限界だった。
真実の愛より運命の愛
少しでも気晴らしになれば… とマリアベルの父は隣国の花祭りにマリアベルを連れ出した。
しかし実際は、王太子との婚約破棄となれば良縁は望めないため、 マリアベルを大切にしてくれる相手を紹介してもらうことが隣国に 来た目的だった。
婚約破棄の一件がトラウマになり、 とても次の婚約のことなど考えられないマリアベルだったが、 そんなマリアベルとの婚約を望んだのはなんと隣国の皇太子である レナートだった!
レナートは「 真実の愛より運命の愛のほうがドラマティックじゃないか?」 とマリアベルに求婚する。
戸惑うマリアベルだったが、 一緒に花祭りを回ってレナートの誠実な人柄に触れ、 求婚を受け入れるのだった。
エドワード…ざまぁ!!
自分が婚約者にマリアベルを指名したくせに「 真実の愛を見つけた」とか言って一方的に婚約破棄、 しかも相手は平民の娘…さらにはその娘の教育係になれ?! 自分の側近と結婚しろ?!?
真実の愛を見つけた〜〜っと脳内お花畑のエドワードだけれど、 平民の娘アネットは淑女教育どころか字も書けない有り様… 教育係の夫人は、 マリアベルを越える完璧な淑女でなければ国民は納得しない、 と言うが、アネットの様子を見るに淑女なんて夢のまた夢… やっと現実が見えてきたエドワード
いや遅いけどね?! そんな時マリアベルが帝国の皇太子と婚約したと聞いて…?
王の器
マリアベルが帝国の皇太子と婚約したと聞いて驚くエドワード
あろうことか、可哀想なマリアベル・・父親の政略の駒にされたんだね!僕が助けてあげないと!と恐ろしい勘違いをする・・(脳内お花畑すぎんか?)
そんなお花畑な王子の裏でコソコソ怪しい動きをする貴族の手によって、マリアベルの実家が反逆者として攻め込まれてしまった!
マリアベルの気持ちを汲んで共に助けに向かう皇太子レナート
何というか・・次期国のトップ同士なのにこの器の違い・・
果たして両親を救うことはできるのか?
怪しげな動きをする貴族と側近サイモンの狙いとは・・?
まとめ
王太子妃になるべく努力してきたのに、 その努力を踏みにじられてしまったマリアベル… でも婚約破棄の先に、運命の愛が待っていた!
マリアベルが幸せになるのを見届けたい…!
エドワードがどれだけ愚かな真似をしたか自覚してほしい!!
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